「広島サミット」西側連合

5月25日(木曜)、広島サミット開催、先進七カ国の首脳が参集。

今回の広島サミットは、ウクライナ戦争の最中という事で厳戒態勢での開催でした。

先進七カ国、即ち「G7」ですが、嘗てはロシアも加わり「G8」の時期もありました。

ロシアが「サミット」から外された最大の原因は、ロシアによる「クリミア併合」で、

昨年二月に始まったウクライナ戦争、その「端緒」と言っても差し支えないでしょう。

そのウクライナ戦争から、一年四カ月が経過しましたが、まだ先行きは不透明な状況。

ところが、戦線は膠着状態が続いていますが、「使われている兵器」に目を向けると、

こちらは日に日に進化をしています。例えば、開戦当初、陸上においては戦車や大砲、

空からは爆撃機の空襲が「戦闘の主流」でしたが、昨年中盤から地対艦ミサイルなど、

ハイテク兵器が最前線で多用されるようになりました。最近ではドローンもそうです。

世界の警察を誇る「米国」が、少なからず衝撃を受けた事は、想像に難くありません。

とは言え、米国の軍事力は他国を圧倒して強大ですので、世界大戦などは起きません。

ただ、ロシアが、いったい「どこを着地点にするか」は、まだまだ情勢が読めません。

引続き注視が必要ですが、今は、ただただ一日も早い「戦闘終結」を願うばかりです。