「デフレ社会」資格の価値
5月30日(金曜)、初夏の猛烈販促塾、「質疑応答」から抜粋。
毎年五月は、弊社が主催の半期に一度の勉強会、「猛烈販促塾」を開催しています。
今回は五月十八日(日)に、戸田市の弊社オフィスを会場にして開催いたしました。
という事で、本日は、その時の「質疑応答」の内容の一部を御紹介させて頂きます。
今回、特に印象深ったのが、今迄ブームだった「副業」に関する質問が激減した事。
その代わり多かったのが「資格」に関する事柄で、かなりの時間を割いた感じです。
と言うのも、実は、受講者の三割くらいが「士業」で、弁護士もいらっしゃいます。
その方々が、「資格の現状」というか市場価値についてお尋ねくださった訳ですが、
私的にはとてもタイムリーな内容で、その場で下記の如く御回答させて頂きました。
資格の価値は、インフレとデフレ、この基調の違いで「百八十度」異なってきます。
インフレ期の勝ち組だった「弁護士や公認会計士」などは、デフレ期は稼げません。
例えば、知的財産権を取り扱う「弁理士」等も、デフレ期は価格競争に晒されます。
目下、弁理士報酬は価格破壊が起きています、ただそれでも依頼(注文)が来ない。
弁理士報酬の凋落はデフレの象徴ですが、逆に消費者にとっては、極めて有益な話、
従来は高価だったサービスが、価格競争の後、底値に近い価格で利用できる訳です。