「参議院選挙」新党の躍動
6月30日(木曜)、凄まじき猛暑、熱中症には最大限の御注意を。
連日連夜、異常な暑さが続いております、「危険な暑さ」と言うべきかも知れません。
クーラーは必須、「水分補給」も必須、スポーツ飲料などを上手に活用したいですね。
そして兎に角、夏は体力勝負、胃腸が健康ならば、しっかり食べて乗りきりましょう。
気温も暑いが「参議院選挙も熱い」、まさしく炎天下の選挙戦。
熱中症が懸念される「記録的な暑さ」の下、参議院選挙が激しく展開しております。
与党が経済対策で有権者に支持を訴える一方、多くの日本人が注目するのが憲法改正、
この憲法改正には自衛隊問題が含まれます。また今回の選挙も、色々な新党が出現し、
全体の「盛り上げ」に一役買っていますが、刮目すべきは「ネット型政党」の参政党。
参政党が台風の目になる可能性も充分。尚、現状は、大躍進の日本維新、堅調な自民、
正念場の立憲民主。ただ参議院選挙はこれからが本番です、まだまだ目が離せません。
岸田首相の「内閣支持率」は堅調、「長期政権」へ準備は着々。
岸田首相にとって、勝てば「長期政権への布石」となる、「重要な国政選挙」です。
政権発足からまだ数カ月ですが、ウクライナ危機に際しては、欧米諸国と連携し対応、
その外交成果は大いにアピールできますし、コロナ対策でも及第点は付けられるはず。
唯一、高止まりした電気代などのエネルギー問題の方は、やや辛めの点数だとしても、
世界情勢が混乱した中にあっての「国政の舵取り」としては、岸田政権は堅実でした。
その安定した岸田政権ですが、政権の評価には、もう一つ「重要な数値」があります。
指摘する人が少ないので「見落とされがち」ですが、その数値こそ、岸田政権の急所。
それは「日経平均株価」です。株の値動きは正直で、現政権に期待が高まれば上昇し、
期待が小さければ緩やかに下降します、不安が生じた時は、急落だって有り得えます。
日経平均株価を見ると、岸田政権の発足時(十月四日)の始値は、2万9千044円。
そして今日の時点(六月三十日)の、日経平均株価の「終値」は、2万6千393円。
岸田政権下に於いて、日経平均株価は「下落」を続けているのです。市場は正直です。
岸田政権に「何かの変化」を求めている、その何かが満たされれば株価は上がります。
今後は、参議院選挙戦の行方と共に、「日経平均株価の値動き」にも注目が必要です。