「石炭火力発電所」の未来
11月15日(月曜)、晩秋から「初冬」へと、季節の変化を感じます。
テレビでは年賀状や紅白歌合戦が話題に上るなど、一足先に年末モードに突入です。
ただ毎年思いますが、「11月」は存在感が薄いというか、あっという間に過ぎますね。
しかし言える事は、この11月を上手く使わないと、「12月」が確実に忙しいという事。
そして23日(祝日)は、年末恒例の「猛烈販促塾」、只今鋭意準備中。
今年は「高騰する石油価格」、生活を圧迫し続けているエネルギー問題が中心です。
石油価格が上昇すれば「物価も上昇」、逆に石油価格が安くなれば物価も下がります。
シューゼットシリーズも同様で、プラスチック原料の大本はナフサ、つまり石油です。
石油を輸入に頼る日本としては、エネルギー問題は、昭和時代から不変の問題ですが、
政治では日本維新の会と国民民主党が、石油価格高騰の解決に一歩動き出しましたね。
さらにイギリスで開かれた「COP26」では、「石炭」を争点に大激論。
結果として、石炭の完全廃止ではなく、石炭の使用を段階的に削減という事で合意。
インドや中国の主張を考慮した形ですが、石炭は「それくらい安い」という事ですね。
ただし「石炭火力」は維持されても、温室効果ガスに対するヨーロッパ各国の視線は、
一段と厳しくなるでしょう、つまり「旧型の石炭火力発電ではダメだ」という事です。
では「最先端の石炭火力発電」は世界のどこにあるか、答えは「福島県」にあります。
いわき市の勿来発電所、所謂「石炭ガス化複合発電」です、環境保護技術はピカイチ。
早晩、旧型の石炭火力発電を使う国々から、製造元の三菱重工に注文が飛び込むはず。