「石油価格高騰」の切り札
10月20日(水曜)、文化の秋、選挙の秋、そして「原料高騰の秋」です。
朝晩はぐっと寒くなりましたね、そして関東地方では木枯らし1号が吹きそうです。
そんな晩秋に衆議院議員の総選挙が始まりましたが、今回は「争点」が難しいですね。
個人的には、現在は「原料価格の高騰」により、国民生活が圧迫されている訳ですから、
原料の源である石油、即ち「エネルギー問題」を、ぜひ真正面から捉えて頂きたいです。
そしてエネルギー問題と同様、「発明の推進」も公約に加えて頂きたい。
資源が乏しく、人手不足に悩む日本としては、省エネ技術や「ロボットの代用」など、
技術面でもサービス面でも、まさしく発明レベルの「新しい発想と実用化」が必要です。
ただ日本人は危機に強い。昭和のオイルショックを「省エネ技術」で乗り越えたように、
物が不足すれば、知恵を絞って乗り越えてきました、「発明」で乗り越えてきた訳です。
当然ながらエネルギー問題の解決にも、「発明」が必要不可欠です。
刮目すべきは、日本版シェール革命と言えるメタンハイドレート、日本の切り札。
通称メタハイは、「燃える氷」と言われています。これを採掘する方法が発明されたら、
石油問題は雲散霧消、その暁には、国産のメタハイを「火力発電所」で使えば良い訳で、
そうなると石油とLNGの輸入は不要になる、当然、日本の電気代も大幅に下がります。
現在は三井海洋開発が、メタハイの採掘法を鋭意研究中、大吉報の届く日が楽しみです。
尚、今日の写真は「石炭」、筑豊炭田のお膝元、福岡県北九州市での講演時のスナップ。